ジャニーズ楽曲大賞2015に投票してきました


実は長年ジャニヲタ道を邁進している私もまだ手を出したことがなかった。


名前は聞いたことある。いや、聞いたことあるどこの騒ぎじゃない。ジャニヲタ界では超有名なこれ。毎年「今年こそ投票する…!」と決心して早4年。そして過去3年その機会を逃す(バカ)。今年こそ…!の意気込みも気合十分。そしてついに投票しました。そんなワクワクドキドキな初投票で逸る気持ちを文字に置き換え、ここでは私が投票したものを紹介していこうと思う。


楽曲部門
第1位 V6「Wait for you」
実はものすごく悩んだ第1位。V6は2015年はデビュー20周年ということで「Timeless」「〜此処から〜」というアニバーサリーものが多く誕生しているのだ。20年のメンバーの絆や想いという面で推せば確実に「〜此処から〜」だったが、私はこれからも進化し加速し続けるV6の姿が2015年は印象的だったと感じ、最新曲「Wait for you」を選んだ。Lady Gagaを手がけたRedOneがプロデュースしたこの楽曲は、今までのV6になかった新たな側面を見出し、勢いのある超かっこいいダンスナンバーなのである。変態的なテクテクダンス(勝手に命名)は何とも言えない。初めて拝見した時は歓声が上がるほどの大人の色気に悩殺されたほどだ。

第2位 嵐「愛を叫べ」
ゼクシィのCMタイアップ曲「愛を叫べ」はテレビをつけたら流れていて自然と耳に馴染み、嵐の歌声と曲調がすごく可愛らしくて大好きな曲だ。歌っている時のメンバーの表情も明るく楽しそう。振り付けもキュートで覚えやすく、結婚式の余興でみんなで一緒に踊りたい曲ナンバーワン。

第3位 NEWS「チュムチュム」
初めて聞いた時は「NEWS…またやってくれたな…」という印象だった。4人体制から維持されている誰の耳にも残る不思議でキャッチーな曲の集大成のようにも思える。この曲を聞いた友人から「NEWSはどこを目指してるの?笑わせたいの?」と言われたのが昨日のことのようだ。いよいよ訳がわからんぞと言いたいんだろう。安心してくれ。俺もわからん。歌詞の意味?わからん。ただ、踊って歌ってるメンバーがめちゃくちゃ可愛い。感謝だ。(支離滅裂)とにかく耳に残るキャッチーさで第3位とさせていただきました。


MV部門 
NEWS「KAGUYA」
曲を聞いた時は上記の「チュムチュム」と似た印象だった。何故にかぐや?どうしたどうした?と思いながら購入する。MVを見る。惚れる何せあの蜷川実花さんが監修してらっしゃるではないですか!鮮やかな色彩は蜷川ワールドたっぷりで妖艶で美しい。その世界にNEWSの4人がいる。奇跡だと思った。生きててよかった。世界が私に優しいと感じ恍惚としたMVブッチギリナンバーワン。

未音源化部門
残念ながら知識が専門外で投票いたしませんでした…勉強して参ります。

現場部門
V6 LIVE TOUR 2015-SINCE 1995〜FOREVER-
私は2015年はこのV6のコンサートとNEWSの「White NEWS LIVE TOUR 2015」にも参戦している。どちらの現場も素晴らしかった。甲乙つけ難い。あえて選びなさいと言われるのであれば、やはり20周年という節目の年を迎え祝福ムードだったV6の現場だろうと思い、こちらにした。感動的なステージだった。あんなに温かな現場を生まれて初めて体感した。V6の想いとファンの想いが1つになる瞬間が常にあって、愛で溢れていた。私のボキャブラリーでは足りないほどの多幸感は今でも思い出す度に胸がじんわりと温まる。

コンビ部門 
2015年早々に岡田准一はこう語るのだ。「坂本くんを攻略したい」と。これはもう強火新旧クラスタの私が黙っちゃいない。グループ内最年長と最年少のこのコンビは年の差10歳で素晴らしい身長差の親子だ(違う)。今までの2人を振り返ってみると岡田は坂本にSを発揮していて、父親とじゃれ合う様子は見受けられなかった。(例外として岡田が大河の主演でストレスが溜まっていたのを坂本にぶつけるだけぶつけた結果スキンシップが過多になった新旧クラスタの涙もののお宝回の2014年2月19日放送のガチャガチャV6を挙げておく)彼は果たして坂本くんを攻略できたのか、是非伺いたいものである。

自担部門 
私の自担は岡田准一大野智手越祐也である。この中で2015年最も愛でたいメンバーを選ばせていただいた。心苦しさもあるが、何故岡田准一だったのか。その答えは単に岡田准一が2015年史上最高で可愛かったからだ。挙げればキリがないが、特にV6でいる時の末っ子感、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」での胸キュンシーン、そして映画公開の宣伝での照れ様、共演者の榮倉奈々田中圭にいじられ耳を真っ赤にする姿…流石自担。可愛かった。おかげさまで充実してました、の意味を込めて彼を選んだ次第である。


こういう感じで投票させていただきました。
どの曲にしようかな〜、どれがいいかな〜と悩む時間がとても幸せで楽しかった。今年の受付は終わってしまったけど、興味が出た皆さんは是非次回やってみていただきたい。私も次回、また投票しよう。

ジャニヲタの私が映画「ピンクとグレー」を見て感じたこと


映画公開から間もなく、加藤シゲアキ著作の「ピンクとグレー」を発売時に読んだのを思い出し映画館へ急行した。アイドルが書く「芸能界ネタ」に惹きつけられて読んだが、読み切って見れば「アイドルが書くには暗くヘビーな小説」という印象を持ったのを覚えている。きっと映画もヘビーになるに違いない…絶対面白い…と思い、急行した次第である。ついでに書いておくと私はジャニヲタクソDDをしているがたとえ自担が主演してようが何だろうが「面白くなさそうだなあ」と思ったら見ない人間である。よって加藤くんが…!中島くんが…!というファン特有の使命感は微塵もない。


映画館に行ったのは夜だったので人は疎らで、でも若いJUMPファンやNEWSファンが集団でいて流石だなあと感心した。映画のエンドロールが終わって場内が明るくなった時に「え?どういうこと?」という声が聞こえてきた。私は1人でひっそりと見に行ったので、誰と話すでもなく周りの会話に耳を立てることに徹していた。周りのカップルや友達同士で来ていた人たちはあーでもないこーでもないと座って話し込んでいた。ストーリーを途中から180度見方を変えなければならない設定のこの映画は分析したくなるし語りたくなるのも納得だ。私は冒頭に書いた通り原作を読んでいたので「大体こんな感じ」というものがあったから事の成り行きは想像できていたし、それをどうやって映画に上手くするのかというところを楽しみにしていたから整理が付かないわけでもなかった。それでも急にストーリーの見方が変わった時は「おお!おおおお!そうきたか!!おお!」というワクワクがあった。

ただ単に中島くんが好きだから、加藤くんが好きだから見ようかなー、きっとかっこいいよね!なんて気分で見たらきっとショックすぎて言葉をなくしてしまうかもしれない。いや、裕翔くんたしかにかっこいい。かっこいいんだけどそれ以上にショッキングなシーンが続くところも少なくない。だからヘビーな内容が苦手だったり、ファン独特の熱心さの化身となり見ようしているなら私はオススメしない。それでも見たい人には「見るならとにかく原作読んでね!」というクソDDな宣伝も欠かさない。私はこの作品は絶対に原作から読んだ方が面白いと感じたのだから宣伝させて欲しい。単行本もあるけど文庫本も出てるので!読んでから映画館へ行ってね!理解がしやすいと思います!



さて、タイトル通り感じたことを書いてみようと思う(遅い)。
帰りの電車の中でふと「そういえば小山くんはシゲアキ先生の原作を何度も繰り返し読んでは何度も泣いたって言っていたっけ」と思い出した。「芸能界」というキラキラがコーティングされたイメージの華やかな世界で生きる彼らは常に自身が商品で、その商品は受け取り手一人一人が違うイメージを持つ。「良い商品だ」というイメージを持つ人もいれば、「不良品だ」というイメージを持つ人もいる。そしてそのイメージは受け取り手の間で勝手に一人歩きし、個人とは全く違う虚像ができることがある。「虚像を個人そのものである」と思う人がいるということは、個人は「個人とは何か」を悩むのではないか。私は「ピンクとグレー」を読み、映画を見てそう感じた。

私も受け取り手の1人としてTwitterなどでこのタレントはこういう人なんだ!というツイートをしてしまうことも少なくない。それは私が彼の魅力だと感じてツイートをしているが、それは虚像なのではないか、その狭間で苦しんだことがあるのではないかと思うと反省するばかりだ。個人が伝えて欲しくない勝手なイメージを私が発信し、布教活動のように広めてしまっていたら私は自担たちに土下座したい。もうここで謝っておこう。申し訳ありません。でもきっと私はこれからも貴方たちの魅力的なイメージを発信し続けると思います。彼は魅力的ですよと発信して誰かがまた彼を好きになればいいなあという思いでツイートしております。そうですバカなんです。
鑑賞中、いつかV6三宅健が放った「記事を見て言ってるだけでしょ?芸能人なんてみんな虚像なんだから」という言葉を思い出さずにはいられなかった。