東村アキコ先生の「東京タラレバ娘」を読んで


読んでしまった。
タイトルが読書感想文みたいでほんとに申し訳ないけどタイトル決めが苦手なんですごめんなさい。
いや、そんなことより。

東村アキコ先生の「東京タラレバ娘」読んでしまった。

東村アキコ先生はみなさんご存知某アイドル誌で撮影裏話を漫画にして教えて下さるジャニヲタに優しい超売れっ子漫画家さんである。私はもともと先生のファンで「主に泣いてます」や「海月姫」「かくかくしかじか」など読破していて1年前までずっと熱心な読者だったのだが、大学受験を期に漫画絶ちをして実際数日前までは現在の一人暮らしの新居には漫画は一冊も置いていない状況だった。

発端は電子漫画サイトの「めちゃコミック」で無料配信の漫画を探ってて、たまたまソレを見つけてしまったことから始まる。すぐさま無料配信分を読み「はあ〜東村先生だあ〜好き〜」という気持ちを蘇らせたら止まらなかった。貧乏学生にもかかわらず今出ている全4巻を近所の本屋で即買いし、即読破した(おかげでレポートに追われ、仕送り前で金欠である)。しかし何故即買いしたのか。それは登場人物であるある男のビジュアルと発言のせいである。

いつかの三宅健にそっくりなのだ。

その男とはタラレバ話ばかりする仲良し独身30代女性3人に強烈な喝を入れる20代のモデルのKEY(キー)くんだ。ビジュアルは金髪マッシュの釣り目スッキリ顔。どちらかというと、韓国のアイドルグループSHINeeのキーくんに似ている(もしかして名前もそうだから似せてる…のか?)健くんは釣り目スッキリ顔ではなくもっと甘い顔だけどそこは目をつむる。私がそう思ったのはビジュアルではない。

女性に対する発言の厳しさがあまりにも三宅健だ。

三宅健の発言は主に女性の美容に関する発言だ。(三宅女子力botさんより)

こんな感じですね。私も女性の端くれとして図星すぎて何も言い返せない…

一方「東京タラレバ娘」のKEYくんの発言は現実を見ないタラレバばっかり言ってるアラサー女たちに現実を見せる発言をする。そこで今回は超個人的三宅健に是非言って欲しい「東京タラレバ娘」に出てくるKEYくんの発言たちを第5位から発表していこうと思う。(前置きとして書いておこう、私は「三宅健に罵られたい系Vクラ」として生活している。下はこんなツイートを平気でやってのけた過激派という印として黒歴史とも言えるツイートを載せておく)


(気を取り直して)それでは発表していこう。


第5位 1巻ACT1 タラレバ女 より
「俺に言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくて…行き遅れ女の井戸端会議だろ」
アラサー女たちが居酒屋での飲み会の騒がしさに呆れて放つ一言。いやあ健くんに言わせたいなあ…"行き遅れ女"とか言ってほしい。

第4位  1巻ACT2 タラレバ女と金髪男 より
「酔って転んで男に抱えて貰うのは25歳までだろ。30代は自分で立ち上がれ。もう女の子じゃないんだよ?おたくら」
是非言ってほしい。「30代は自分で立ち上がれ」とか普段の女性に優しいO型男子三宅健なら言いそうもない言葉だけど絶対似合うと思う。

第3位 4巻ACT15 水玉女 より
「一体何の為に歳取ってるんだあんたらは」
言ってほしい!絶対似合う!地上波で言ってほしい!だらけた生活を見直したくなる!健くんは普段から女性にいつまでも綺麗でいていただきたいと仰っている。そろそろこういう発言が健ラヂなんかでも聞きたい。

第2位 1巻ACT4 貯金女と年下男 より
「俺に枕営業してみろよ」
はい、文句無しのセリフ。もう別にこれは三宅健じゃなくても言ってほしい。きっと皆さん自担に言っていただきたいと思うこの素晴らしいセリフ。もう誰が実写化してもこれ聞きに行く為だけに見ようと決めている。東村先生ありがとうございます。

第1位 1巻ACT1 タラレバ女 より
「じゃ、ごゆっくり、おばさん!」
1位と2位はかなり迷った。でも2位は上記の通り"三宅健じゃなくても…"という部分でこちらを1位とした。皆さんは覚えているだろうか。2014年12月26日放送の「バナナマンブラックマヨネーズのにんげんだもの」に出演した際の三宅健先生のお言葉を。自分の可愛さを利用して彼は「ババアって言うのが好き」と公言しているのだ。実際オアシズの大久保さんに「おいババア!」と超絶キューティーに言い放ち大久保さんは骨抜きになった。私は確信している。このセリフは三宅健が1番似合うのだと。


こんな感じで超個人的に順位を付けさせていただいたのだが、実写化となると20代の若い子がKEYくんを演じるわけで、三宅さんの出る幕はなさそうだ。ここでKEYくんを三宅さんにすり替えて妄想できてよかった。脳内が潤っている。

東村アキコ先生の「東京タラレバ娘」、オススメである。私はまだ成人目前の若者だが、楽しんで読むことができた。若者は結婚に焦るだろうし、主人公たちと同じアラサー女性たちはもっと危機感を持つんじゃないだろうか。そして何よりKEYくんのビジュアル、言動、チェックしてみてほしい。
東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)