2017年はプロフェッショナルなジャニヲタになりたい!

 

2016年10月23日、代々木第一体育館で行われたテレ朝主催のドリフェスに我らがV6が出演した。国内フェス初参加のジャニーズおじさんたちは、当選したファンはもちろん他アーティストファンの皆さんも盛大に巻き込んで14曲を歌い上げたらしく、レポや感想で他アーティストファンの方々が「V6すげえ!」と言ってくれているTLをにやにやと警備している所存である。私は今回ドリフェス参戦はできなかったし地上波放送もないかもしれないという情報が回っていた中で、そうやって大好きな彼らがステージで歌い踊り喋り、たくさんの人を楽しませたという事実に生きていて良かったと思った。そうして先日決定した地上波放送でV6は全部カットされる意向となった。無念じゃ。

 

感想やレポを読み進める中で、V6がアイドルというサービス業を生業とし21年間走り続けている彼らのステージパフォーマンスのプロさをまじまじと感じた。ジャニーズとはエンターテイメント。1人1人がプロのエンターテイナーであることを求められ、それに20年以上応えてきたV6はもはや職人である。サービス業の質の高さを評価されない訳がない。他アーティストファンの方々が盛り上がり楽しむことも出演が決定した時から既に分かっていたが(モンペ)、やばかった、楽しかった、かっこよかったと声に出して下さったことがーファンとして何より嬉しかった。

 

そんなプロフェッショナルなアイドルの彼らに対し、私もプロフェッショナルなオタクでありたいなということを日々感じている。プロフェッショナルにはプロフェッショナルで答えたいと思うのは私だけだろうか。しかしある日気づく。ちょっと待って…よくよく考えたら何だよプロフェッショナルなオタクって…!と(倒置法)。気づいたが最後、一日中定義を考えてしまい最終的には「プロフェッショナル」「オタク」というワードがゲシュタルト崩壊してしまったので、今一度意味を載せておこう。(「オタク」をわかりやすく説明していたので「ヲタ」の項目を載せています)

 

プロフェッショナル(professional)

[名]専門家。本職。プロ。⇔アマチュア。
[形動]職業的、専門的であるさま。「―な仕事振り」

コトバンク デジタル大辞泉 より

 

ヲタ

オタク、ヲタクの省略形。オタクが一般に定着したため、元来の秋葉系を区別して「ヲタ」と呼称したという説がある。1980年代初期の秋葉原を中心に、アニメやゲーム、パソコンのマニアを「おたく」と呼び合ったのが始まりとされる。「アニメオタク」の呼称は当時からあったが、略したアニオタや、鉄オタ(鉄道オタク)のように「オタ」を熟語的に付けて、趣味に精通した人を指す使い方のほうが、現在では、むしろ多く見られる。

コトバンク 知恵蔵2015 より

 

大変勉強になりますね!ちなみにプロフェッショナルの意味を見てもなかなか私が提唱したいオタクとしてのプロフェッショナルの意味合いに近いものがなく、色んなビジネス書やブログなど読み漁りましたがコレだ!といったニュアンスのものは見つからず諦めました。これが世に言う無駄な労力とやる気である。これが文系大学で文学も学ぶ者の性だろうか…虚しい…。オタクは職業ではない。なのでプロフェッショナルの名詞的意味は除外される。なので今回のタイトルを正確に言えば「(形容動詞的意味合いの)プロフェッショナルなオタクになりたい!」になります。そりゃもちろんオタクを職業に、しかも本職にできるなら願ったり叶ったりだけど!現実性と実現性に欠けるので今回は考えないことにした。

 

では何を持ってして「プロフェッショナルなオタク」と言えるのか。長考に長考を約2ヶ月重ねた末に「ぼくのかんがえたさいきょうのプロいオタク3条件」が出来上がりましたので興味のある方は見てやってください。

 

ぼくのかんがえたさいきょうのプロいオタク3条件

 

①情報量がすごい

好きなことに対しての情報量が多いオタクは尊敬されていることが多いかなと思って条件に入れました。私が大好きなV6は21年選手のアイドルなのでV6史と称すに値すべきグループの歴史、芸歴30年にもなるメンバーもいるので個人の歴史を日本史の年表のごとく頭に入っていたり、メンバー間のエピソードなどをたくさん知っているオタクはやっぱりプロいなと感じる。私もまだまだなのに、新規ファンがドバッと増えた去年頃はTwitterでよく「おまさんが1番好きな岡田くんのエピソード教えてください!」と聞かれていたなと思い出す。ファン歴が長い短いの問題ではなく「好きだから」の理由でその情報量を増やしていくオタクは見ていて楽しいし聞きたくなるし、純粋にすごいなと思う。

 

②分析と考察がすごい

 メンバーのキャラクター分析が的確だったり、その発想はなかった!な考え方を提案してくれるオタクは見ていて楽しいなと思ったので条件にしました。私はオタクタイプは完全に研究タイプなので、分析や考察がすごい人は尊敬してしまう。好きなものに対して「やばい」ですべてを片付けてしまうのは生粋の文系人間として個人的にかなり忍びない。好きすぎるあまり語彙力が低下して気持ちばかりが高ぶってしまいがちなので、高ぶる時は思い切り高ぶって後で冷静になって分析するオタクスタイルが理想形。 黙々と好きなことを研究するオタクはプロいなと感じる。

 

③粛々と活動している

常識の範囲内で平和に穏やかに活動するオタクが個人的に好きなので条件に入れました。ジャニヲタって何だろう?アイドルに恋をしているからジャニヲタなのか?恋とかではないけれどアイドルを応援しているからジャニヲタなのか?在り方は様々で正解はないと私は思う。社会でも個人の多様化が求められる昨今なのだから、オタクの在り方も多様化していて良いと思う。ただ1つだけ共通項を設けるとするなら、それは「誰にも迷惑をかけない」ということだと思う。好きなアイドルにも、そのアイドルのメンバーや友人たちにも、そして他のファンの人にも迷惑はかけてはいけないし、自分の周りの人たちにもそうだろう。誰も傷つけずに、常識やルールの中で最大限に楽しむことができるオタクはプロいなと感じる。

 

こんな3条件を満たすオタクになりたい…!私の目指すべきスタイルはこれだなと改めて再確認できたし、頭の中のもやもやを一つスッキリさせることができた気がする。

しかしいくら職業だプロフェッショナルだと言ってもアイドルもオタクも人間なのでお互いに不満の一つや二つはあるかもしれないし、それが積もり積もって意識が離れることもあるかもしれない。個人的には「担降り」の概念がわからない(私はV6を軸に事務所DDオタクです)ので完全な理解はできないけど、誰を傷つけるでもなくファンを辞めていけたらそれはプロい担降りなのではないかと思う。

またこれは個人的な意見であり、異論反論オブジェクション(古い)してもらって全然構わない。こういうオタクになれ!と強要しているわけではなくあくまで個人の意見なので、むしろ各々が思うオンリーワンなプロいオタクの条件とは何かを考えるのも面白いかもしれません。私の思うプロいオタクとはこれだ!と考えついた方はこっそりコメントやTwitterで教えて下さい、私がとても喜びます。

 

つらつらと長くなりましたが2016年も残りわずか。2017年は更にプロいオタクに近づけるように精進していきたいなと思います。それではみなさん良いお年を!

 

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写真は今年最後のオタクとしての購入品。朝から4時間並んだ甲斐があって今年もV6は家族写真のようなうちわです。素敵。来年もよろしくお願いします。